八月の手は、よく洗われます。汗をかいた帰り道、外で遊んだ子どもと一緒に、冷たい麦茶を注ぐ前に、台所で、水辺で。一日に手を洗う回数を数えてみると、十回を超える日は珍しくありません。手の美容を「塗ること」から考えると、この十回はすべて潤いを失う場面です。けれど「洗うこと」から考えると、十回の機会に変わります。
Soie の手の美容は「洗う→潤す」という一つの習慣から成り立っています。その前半、洗うという行為を、美容の入口として考えてみたいと思います。ハンドソープはただ汚れを落とす道具ではなく、手の美しさを左右する最初の選択です。
洗うたびに失われるもの
手を洗うと、汚れとともに皮脂膜も流れます。角質層の水分を覆っていた膜が薄くなると、水分は空気中へ逃げやすくなり、洗ったあとのつっぱり感や乾燥につながります。手の甲は皮脂が少ない部位なので、この失われ方が顔より早く表れます。
洗浄力が強いほど、よく落ちる。それは汚れについては正しいのですが、同時に手の皮脂も落としていきます。洗うたびに少しずつ奪われ、補う速さが追いつかない。手の乾燥は、多くの場合、この積み重ねのなかで進みます。
奪わない、という洗浄の設計
手の美容の視点から見たソープの条件は、汚れを落としながら潤いを残すことです。Soie のモイストフレグランスハンド&ボディソープは、カリ石ケン素地をベースに、グリセリン、アロエベラ葉汁、加水分解コラーゲン、プラセンタエキス、アラントインなどの保湿成分を配合した保湿処方です。石油系成分は使用していません。
洗浄中も洗浄後も潤いを逃さず、一般的なハンドソープのような洗ったあとのつっぱり感を感じさせないことを目指しました。ローズマリー、カミツレ、ラベンダー、セージなど 20 種以上の植物エキスも配合しています。洗い上がりがしっとりしていながら、ベタつきのない軽やかな感触に仕上がるように設計しています。
泡で包む、という洗い方
ソープの選び方と同じくらい、洗い方も手触りを左右します。適量を手に取り、軽く泡立ててから、やわらかな泡で手を包むように洗います。泡がクッションになり、手と手の摩擦をやわらげます。
熱いお湯は皮脂を奪うので、ぬるま湯で。泡は手の甲、指の間、爪まわりにも行き渡らせ、十分に洗い流します。すすぎ残しは手荒れの原因になります。拭くときはこすらず、タオルをやさしく押し当てて水滴を残さないこと。そして、洗ったら潤す。この流れは手の美容ガイドで詳しくご紹介しています。
手にも、身体にも
ハンド&ボディソープという名前のとおり、Soie のソープは手と身体の両方に使えます。300mL のボトルを洗面所に置けば手の美容ソープとして、バスルームに置けばボディソープとして。やわらかなソフト泡で、手も身体もやさしく洗えます。
手の美容を身体にまで広げる、という発想は、手の皮膚と身体の皮膚が連続しているという当たり前の事実に基づいています。肘や膝、首筋や腕も、乾燥しやすく、洗浄で潤いを失う場所です。手に良いと思える洗い方を身体にも、という順番は自然なものです。
香りが広がる、洗面所とバスルーム
Soie のソープには、専属の調香師が創ったフレグランスのような繊細な香りがついています。泡立てた瞬間に香りが立ち、洗面所やバスルームにやわらかく広がります。日常の手洗いやバスタイムが、香りによって少し特別な時間になります。
洗ったあとの手に残る香りは、手を近づけたときにふわりと感じる程度です。そのあとに同じ香りの美容液をなじませれば、洗う・潤すの両方で香りが重なります。香りは洗うことから始まり、潤すことで続いていきます。
洗うことを、美容として
ハンドソープを選ぶとき、多くの人は香りや見た目で選びます。それも大切な基準です。けれど、一日十回手に触れるものを選ぶとき、もう一つの問いを加えてみてください。洗ったあとの手は、つっぱっていないか。しっとりしているか。
その答えが「はい」なら、洗うという行為はすでに手の美容の一部です。手を洗うたびに潤いが補われ、そのあとの美容液がよりなじみやすい手肌が整います。洗うことは、奪う行為ではなく、整える行為に変わります。
Soie の考え方
Soie は、手の美しさの基準として潤い・なめらかさ・輝きを掲げ、その土台を「洗う」に置いています。モイストフレグランスハンド&ボディソープは、洗うたびに潤い、香る。そのあとにエンライトハンドセラムを手の甲から指先までなじませると、手の美容の習慣が完成します。
一日に何度も手を洗う夏こそ、洗うことから手の美容を始めてみてください。ハンド&ボディソープの詳細は、ハンドソープのページでご紹介しています。
